行政書士と社会保険労務士は何が違う?双方の特徴を理解しよう!

公開日:2022/06/15

行政書士と社会保険労務士は、どちらも法律に関わる書類を作成し企業運営のコンサルティングを行うなど共通点が多くあります。もちろん両者には明確な違いがあるのですが、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、行政書士と社会保険労務士の違いやダブルライセンスのメリットについて詳しく解説します。

行政書士と社会保険労務士の違い

行政書士と社会保険労務士は、どちらも国家資格です。試験の難易度も高く、試験を突破するためにはかなりの勉強が必要になってきます。ここでは、両者の仕事内容について解説します。

行政書士とは

行政書士は、行政手続きに関する法律のプロフェッショナルです。行政書士は主に、行政手続きに必要な書類の作成をしています。「レストランを開きたい」「旅館を始めたい」といった場合、官公署に許可をもらう必要があります。その際に官公署に申請する書類の量は膨大です。そこで、行政書士に依頼することによって、許認可申請のプロとして、それらの申請書の作成や提出を代行して行ってくれます。

ほかにも、行政書士はビジネスコンサルタントとしての仕事も行います。中小企業の企業経営を法律家の視点からアドバイスしたり、決算・財務諸表の作成をしたりするなど仕事の幅は書類作成だけではありません。また、行政書士は「まちの法律家」とも呼ばれ、地域の法律が絡んだ問題の解決に取り組んでいます。

社会保険労務士とは

社会保険労務士は、労働法や社会保険の専門家です。社会保険労務士は主に、人事や労働に関する手続きの代行です。雇用保険や健康保険などに関する書類を作成し、行政官庁に提出を代行して行ってくれます。法律に関する書類を作成し、各機関へ提出するという点で行政書士と社会保険労務士は似ているといえます。

社会保険労務士は、企業の労働環境を管理することで労働者の権利を守る重要な資格です。ほかにも、労働の帳簿を作成し労働に関するアドバイスを行うなど、人事コンサルタントとしての一面もあります。

また、開業の手続きは行政書士でなくても可能なケースもありますが、社会保険の手続きなどは資格を持っていないとできません。これは社会保険労務士にだけ許されている独占業務です。

行政書士と社会保険労務士どちらの資格を取得するべき?

2つの資格は似ている部分も多いため、どちらの資格を取得すべきか悩んでいる方もいるでしょう。ここでは、行政書士と社会保険労務士に向いている人の特徴についてそれぞれ紹介します。

行政書士に向いている人

当たり前のことですが、行政の仕事に携わりたい人は行政書士に向いています。行政書士は、企業や個人をクライアントに持ち、行政への手続きを代行することが仕事です。必然的に官公署へ頻繁に行きますし、行政とのやりとりも増えます。法律家として行政の仕事に関わりたい人、興味がある人におすすめの仕事といえるでしょう。

また、行政書士はほかの国家試験と試験範囲が多くの部分で重複しています。そのため、行政書士の勉強はほかの資格も取得したいと考えている人にもおすすめです。

社会保険労務士に向いている人

労働者の権利を守りたい方や企業の人事に関わりたい方は、社会保険労務士に向いているでしょう。法律家の立場から企業の労働環境の変革に携わることができるので、人事コンサルタントとして働いている社会保険労務士も多くいます。

企業の根幹である人事領域の課題を見つけ出し、解決策を提案することに興味がある方におすすめの資格です。また、資格取得には1,000時間の勉強が必要といわれています。しっかり勉強時間を確保できる方以外には取得がかなり難しい資格です。

両方の資格を取得するのもおすすめ!

行政書士と社会保険労務士は、両方の資格を取得することもおすすめです。ここでは、ダブルライセンスのメリットについて解説します。

領域の違う二つの仕事を一人でできる

企業は、行政手続きのために行政書士、人事・労働の手続きのために社会保険労務士それぞれに依頼しなければなりません。しかし、この2つの資格を一人が持っていれば企業は担当者を変えずに安心して仕事を依頼できるのでかなり重宝されるでしょう。人事の課題しているビジネスコンサルタントしても活躍できます。

安定的な収入

社会保険労務士は企業で勤務する人が多いのに対し、行政書士は独立開業することが一般的です。仕事を獲得するために自ら営業しなければならないため、最初のうちは仕事が少なく収入が少ないケースもあります。そんなときに行政書士としての仕事が安定するまで社会保険労務士として企業で働くという選択肢が取れるのもダブルライセンスのメリットといえるでしょう。

 

今回は、行政書士と社会保険労務士の違いとダブルライセンスのメリットについて解説しました。2つの資格はどちらも法律家として企業運営に携わる仕事です。企業運営という重要な役割を担う資格なので、その分資格取得の難易度も高いです。

しかし、取得すれば生涯の職業にできる資格なので勉強する価値は多いにあるでしょう。また、ダブルライセンスも非常におすすめできるので、両方の資格を取得し仕事の幅を広げることを含めて検討してみてはいかがでしょうか。

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